年末に向けて、障子や襖の張り方のコツを知りたくないですか?「簡単な修理くらいは業者さんに頼まずに自分でやりたい」という皆さんのご要望にお応えして、『修繕教室 第二弾』を開催することになりました。
日時:11月5日 (土) 午前の部 10:00〜12:00 午後の部 14:00〜16:00 |
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まだ 11月ですが、年末に向けて障子・襖の張替え需要が多くなるこの時期、皆さんに体験していただこうと11/5(土)に修繕教室第2弾を開催しました。今回のお題は「障子・襖の張替え」です。
襖は建具から外す前に鴨居部分と襖の枠に同じ記号を書きます。これは襖が同じ大きさに見えても場所によって少しずつ違っていたり、戻した時に滑りが悪くなったりするからです。襖は「外した場所に戻す」が鉄則です。
枠も外した時に記号を振って、組み立て時にわかるようにして下さい。手順通りに張った後、紙が乾く際に襖が反ることがあります。それを防ぐために裏面にも霧吹きをかけましょう。
障子紙を張る時ののり硬さは、薄すぎると剥がれの原因となります。あまり薄めすぎず、厚口タイプやコシの強い紙には、濃い目に調節をしてください。障子紙を張って余分な部分をカッターで切る際、できるだけカッターを平行に寝かせて切ります。こうすることで障子紙が攣れずにきれいに切れます。
皆さん、メモを片手に積極的に質問を投げかけてくださり、今回もアツイ教室となりました。