小さな工事は自分でやる （3）　網戸張替え教室開催レポート【2006年5月20日(土)開催】

「簡単な修理くらいは業者さんに頼まずに自分でやりたい」という皆さんのご要望にお応えして、『修繕教室　第三弾』を開催することになりました。

網戸張替え修繕教室開催レポート

　　
これから夏に向けて出番の多い“網戸”ですが、不器用な自分でも張替えできるのだろうか？張り替えたけど上手くいかない等、皆さん不安をお持ちのようです。どうせやるなら短時間で上手に仕上げたいものですよね。そんな方のために網戸修繕教室第二段を開催しました。今回もたくさんの方々にご参加いただきありがとうございました。最初にポイントを確認しながら実演をしたのですが、皆さんメモを取ったり質問をしたりと熱心さに驚きました。初めて挑戦する方は｢自分でもできる」と自信に繋がり失敗したことのある方は「家族に自慢する！」とおっしゃっていました。今回は、教室で出た質問をまとめてみました。

Q1,張り替え終わった時、しわ・弛みが出てしまったらどうする？
　　→一生懸命に張ったのに、シワ・弛みがあるとへこんでしまいますよね。でも大丈夫！余分な網を切る前にその　部分のゴムを引っ張り出します。そしてもう一度ローラーでゴムを入れていきますが、その際に上から下から、上から下からと引っ張り出したゴムの両サイドから少しずつ入れてください。シワを角へ追い込むように入れていくともっと良いです。次第にシワがなくきれいに張れます。

Q2,ゴムのパッキンは張替え度に取り替えないといけない？
　　→場所にもよりますので一概には言えませんが、南向きは日差しが当たる分劣化が早いです。網を外した際パッキンを引っ張って直ぐにちぎれたり、ゴムに亀裂が入るようでは取替えが必要です。(目安としては３～４年)そうでなければ、使っていたパッキンを使って網戸を張り替えましょう。

Q3,ゴムのパッキンを2本に切る時はどれくらいを目安にしたらいい？
　　→通常、ゴムパッキンは一面に対して1本入っています。しかし、張替えをする際には2本に分けた方が作業がしやすいです。網を外してパッキンが1本だった場合、半分に折って丁度２分するくらいに。新しいパッキンに取り替える場合パッキンを入れる辺をなぞるようにゴムを置き２～３cm長めに切りましょう。

参加された方は・・・
素人なりに網戸修繕は経験がありましたが、シワがよったりして満足のいく状態ではなかったため、大変参考になりました。コツを習得することが大事で、日頃不器用な者にとって有効でした。(近藤様)
網が止められている仕組みを勘違いしていたことがわかり大変勉強になりました。ガッテンガッテンです。（吉原様)
実際にやってみてよくわかったことがたくさんありました。網の貼り具合、パッキンの伸び具合、カッターの当て方等・・・。女性でもできることがわかったことも嬉しかったです。(T様)
網戸のガタツキが気になり予約なしで来てしまったのに、親切に教えていただき帰ってから修理してみたいと思います。痒いところに手が届いたという感じです。またこの酔うな講習があれば参加したいと思います。(T様)
その他、やってみたい事が上手くできた。体験することで勉強になった等皆様の役に立てたことを嬉しく思います。
木川様、池田様、渡部様、林様、菊池様、K野様、M山様、F沢様、N藤様、K様　ありがとうございました。